専攻紹介
21世紀の超高齢社会では、人間のライフサイクルを通じて疾病、障害の有無に関わらず、身体的、精神的、社会的に健康で豊かな生活を維持し、生活の質を向上させるための社会システムの設計原理と方法論が求められます。
保健福祉学専攻では、健康を基軸とした真の生涯福祉のあり方について研究を推進していきます。
そのために、下記4つの領域を指向する講座をおき、それぞれの専門性の追求と相互連携によって教育・研究を行います。
- 保健福祉領域における、保健・福祉・医療の連携・統合の理論化と保健福祉支援政策の構築、及び障害特性を考慮した社会適応理論の追求
- 児童、障害者、高齢者のウェルビーイングを達成するための臨床技術、ケアマネジメントの開発・理論化と具体的な実践方法の追求
- 児童、高齢者、障害者など多様な人々の適応行動に関わる心理的・身体的特性の科学的な分析を基礎にした保健福祉実践につながる理論・方法論の追求
- 保育・幼児教育領域の理論と実践方法の追求
アドミッション・ポリシー
保健福祉学専攻は、保健福祉学の理論と技術を修得する組織的な教育研究を行い、保健福祉に関連した臨床や政策の諸問題を解決できる優れた専門性を備えた人材の育成を目指しています。
したがって、本専攻が求める学生像は以下のとおりです。
- 「やさしさ」、「思いやり」、「人間性」といった豊かな社会性と科学性を備え、保健福祉領域でのリーダーとして活躍したい学生
- 保健福祉領域における専門職として明確な目的意識を持ち、高度な知識や技術及び理論性を基礎にして、科学的方法によって問題の解決に当たりたい学生
- 高い挑戦意欲を持って、保健福祉領域の未開拓の領域の研究に情熱を燃やすことができる学生
- グローバルな視点での保健福祉実践・研究に興味を持ち、国際貢献を果たしたい学生
進路・就職情報
保健福祉学科「進路・就職」ページをご覧ください。